私の後ろに道はできる、はず。

時は無情である。日々、通り過ぎてしまいがちな今を切り取り、1冊のアルバムを作る。

お風呂スマホで感電死 自ら(水から)殺される

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photo by cdnsue

スマホブログとスマホ風呂、掛けたのをお分かりいただけたであろうか。

勉強とは関係ないが、ゾッとした事件を耳にしたので紹介しよう。

この恐怖に耐えれるか。

最近巷ではスマホを風呂で充電して、誤って落として感電死している事件があるようだ。

よく探偵ドラマで犯人が入浴中の人にドライヤーを投げ込むシーンを見たことがあるが、あれと一緒であろうか。

自ら(水から)は手を出さずに殺される。

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photo by ell brown

まさに完全犯罪。ホームズでも鹿撃ち帽とパイプを投げ出すだろう。



そうなれば、スマホは小さな爆弾と化すだろう。

手に手榴弾を持っているのと同じだ。

自虐的だが私の住んでいる福岡には手榴弾が落ちてるらしい。



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警察が1つ3万円で買い取ってくれるというのだが定かではない。

そんなこんなで
私の一番大好きな時間。

それは、入浴中にスマホ青空文庫と言う著作権が切れた文学に勤しむことだ。

小説家が死後50年経てばフリーになり誰でも簡単にその作家の足跡を見ることができる。

なんて素晴らしい世界だろう。

今まで本を買ってきたのが馬鹿らしい。

そう、ウキウキとこの世を闊歩している私だが、今回の感電死と言う死と隣り合わせな笑えない状況に冷や汗が脇から落ちる音さえ聞こえる。

手が汗をかいている。

しまった。汗で感電死してしまう。

馬鹿な妄想は置いておいて、

風呂で読む吉川英治三国志である。

ほんの最近、作者吉川英治さんの没後50年から解禁になったこの作品達。

まさに宝、日本の財産である。

これが風呂で読まれているなんてあっていいのであろうか。

いや、あってはならない。

この手に汗握る作品によって、汗で感電死しないように、至福の時間が死福にならないように私は今日も本を読む。

本というよりも文字列に近いのだが。


注意喚起に近いのだが、防水である携帯電話以外はやめたほうがいいだろう。

防水をどこまで信用するのかも考えものだが。


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自ら(水から)殺されたくなければ